つるながの綴り方

ITインフラ系のネタやTips、趣味としているカーライフなどを中心に日頃メモしておきたいことをしたためています。

VMwareでCAD(on Win98)を新PCに移植 その3

その2からの続き。
4日かかった作業のあとで、思い出しながら書いているため、肝心なところを端折っているかもしれません。文章も「ですます」や「である」が入り乱れているし。自分のための備忘録なのでいいのか。

とにかく、作業が終わったら、こんな感じになっているはず。

Win98SE上にAUTOCADやCAD/CAMシステム、プリンタードライバー、MOドライバーなどをインストール。ハードウェアロックとプリンターをパラレルポートに。このあたりは特に難なく終了。ハードウェアロックもさっくりと動作。

問題はフロッピー。その1で書いたようにNC工作機は、PC98フォーマットの1.25Mか、720KB、640KBしかサポートしておらず、1.44MBは未対応。そこで、VMPで3モードフロッピーを使える方法を探ったものの、これといった解決策は見つからず。用意した外付けUSB-FDDも3モード対応ドライブ(ImationのD353FUE)なのに、720KBも1.25Mも読み込み不可(フォーマットはNC工作機でやるので、読み書きできればOKなんだけど)。丸1日途方にくれていましたが、ネット検索していると、2HDフロッピーの穴を塞げば(書き込みロックと反対側の穴)、2DDとして認識し、720KBでフォーマットできるとか。もしそれが可能なら、VM上のWin98でも720KBは読み書きできるはずなので、1.25Mフォーマットを諦めて、720KBフォーマットをメインで使用できる。。。。ということで、試してみたところ、あっさり使用できました。ただ書き込みはVM側で遅延制御しているらしく、数十秒待ってからFDを抜かないと、未書き込みになるようです。1.44MBでは遅延書き込みはないので、740KBならではの問題(VM内のチューニング?)のようです。
(追記:NC側でフォーマットした720KBディスクだと、PC側で書き込んだデータをNCで読めませんでした。その4に続きます)
ちょっとコツはいるものの、目的の新PCへの移行はできたので、OK!
全てが完了したところで、仮想イメージを忘れずにバックアップしました。これでいつでも他のPCに移行できます。

なんやかんやで、GWの前半をこれに費やしました。なおVMware Playerをこうした業務に使えるかどうかは、ここなどを参考に、ご判断下さい。