実家の工場で10年使っているCAD/CAMを新PCに移行するまでのメモ。さっくりと最新OSで動作するものを買えばいいのだが、FAシステムって、見た目普通のPCなのに、専用ソフトがつくと車が買える金額に跳ね上がってしまう。かと言って、このまま使い続けていてもいつかはハードウェアがEOLを迎えてしまう。(2年前にFDがいかれて、ストックで何とかなったけど。)
さて、載せ替える条件として、パラレルポートとFDDは必須。ハードウェアロックでパラレルポートを、NC工作機にデータを送るのにFDDを、それぞれ使用する。作業の過程で分かったことだけど、このFDDが曲者で、PC98フォーマットなる1.25MバイトFDを読み書きできる必要がある(フォーマットはNC側で実行)。
方針として、Ubuntu+VMware Player(以降、VMP)を用意し、そこにゲストOSとしてWin98SEをインストールする。用意したハードウェアは、IBMのA51。そこそこ省スペースのデスクトップタイプ。Pen4 3Ghzとスペック十分。パラレルポートをはじめとするレガシーインターフェースも装備。もちろん3モードフロッピーも付属。
さて、Ubuntuのインストール。当然最新のUbuntu 12.10をインストールし、VMwareもバージョン5をインストールしたいところ(2013年4月末時点)。ところが、VMPは4からCPUの64bit拡張が必須になっており、A51のPen4は非対応。そこであえなく旧版の3.0をダウンロード。ちなみにVirtualBoxもトライしましたが、こちらは64bit拡張は要らないものの、パラレルポートに未対応でした。
(ここまでの試行錯誤ですに2日かかってます)
その2に続きます。