つるながの綴り方

ITインフラ系のネタやTips、趣味としているカーライフなどを中心に日頃メモしておきたいことをしたためています。

AstersikのIVR音声をMac OSのsayコマンドで合成する方法

IP-PBXのAstersikで再生する音声をMacで合成する方法。Webサービスでも優秀なText to Speechサービスがあります。例えばこちらのデモサイトはとても優秀。モヤさまのShow君バージョンもあって、なかなか。ただし音声ファイルとしてダウンロードすることはできないため、録音してファイルに落とすなど、少々面倒。Mac OS(試したのは10.8以上)なら標準で音声合成機能がついており、ターミナルで実行することも可能。さらにファイルに落とすのも簡単。
最初に音声合成に日本語パックを追加。システム環境設定の「音声入力と読み上げ」をクリックし、「テキスト読み上げ」に切り替えたら、システムの声でカスタマイズを選択し、日本語音声の「Kyoko」や「Otoya」をチェック。

数十MBのファイルをダウンロードし終えた後、それぞれの音声が使えるようになります。
音声を合成するには、ターミナルを起動し、次のようにsayコマンドを実行。

$ say -v Kyoko "音声にする文章" -o 出力ファイル名.aif
(Otoyaを指定する時は、「-v Otoya」)

できあがった音声ファイルはAIF形式のため、そのままではAsteriskで再生できません。GSM形式に変換する必要があります。