めちゃくちゃ便利な、レーダーセーフティ機能。東京を離れて岐阜市内を走行中、ディスタンスパイロット(自動追従機能)をオンにしようとしたところ、画像のように、「レーダーセンサーが自動的に停止しました」と表示され、ディスタンスパイロットどころかブラインドスポットアシストも機能しなくなるという事態に遭遇しました。
一時的なものか、エンジンを再始動すれば治るかと思っていましたが、一向に治る気配がなく、各務原あたりまで来てもメーター内エラー表示は変わりませんでした。
ちょっと心配になって、車を停めて取説でエラー内容を検索したところ、「電波望遠鏡施設の周辺では機能を停止する」とあり、ネットで調べてみると、岐阜大学に電波望遠鏡があるとのこと。しかし岐阜大の電波望遠鏡は、8Ghz帯の電波を使っており、レーダーセーフティで使っているものとかぶっていない様子。ますます心配になりましたが、車を走らせるしかなく、YANASE持ち込みも覚悟しましたが、各務原の自衛隊基地を超えたところで、おもむろに復旧。やはり電波望遠鏡への影響を防ぐための自動停止だったようです。
岐阜大学は市内にあり、結構な広範囲で自動停止することを思うと、市民にはとてもつらい状況に思いましたが、現在(2019年)発売されている車に搭載されているレーダーセーフティには、国内の電波望遠鏡に影響の無い周波数帯を使っているということでした。はじめての事態に焦りましたが、岐阜ではこういうこともあるということで。