つるながの綴り方

ITインフラ系のネタやTips、趣味としているカーライフなどを中心に日頃メモしておきたいことをしたためています。

「図解即戦力 Web技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書」発売!

技術評論社より「図解即戦力 Web技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書」が発売されました。構想6年、執筆3年と、長期間かかったものが、ようやく日の目を見ることになりました。

Web技術、とくにインフラ面を中心に基本的なところを解説しており、「あの言葉が気になる」、「技術的な中身を知りたい」といった要望に答えられ1冊になっております。

エンジニアはもちろん、デザイナーやセールスのような非エンジニアの方にも分かりやすいよう、図を交えて丁寧に解説しております。

詳細はAmazonの商品ページを参考いただくとして、ここには、出版までの経緯など書いておきたいと思います。

執筆の発端

書籍の内容は、翔泳社の雑誌「WEB+DB」2014年4月号に寄稿した特集記事が元になっています。特集記事が好評だったため、何かしら発展できないかと、特集の際に担当いただいた編集者さんに声をかけていただいたのが、書籍化の第一歩でした。

なんとなく、書籍化の話はあったものの、具体的な話は2年ほど宙に浮いたままとなりました。ほかの書籍や雑誌を執筆していたこともあって、「やらなくちゃ」という義務感はつのるものの、なかなか企画書を書けない状態が続きました。

そうした中、編集者さんが雑誌の担当を外れ、技術書専門になられたあたりで、ようやく企画書や構成案をまとめじめることになりました。それが2016年12月。

それでも執筆まではなかな進まず、3章ほどテスト的に書いてみるものの、企画趣旨がはっきりしない状態が続きました。

「図解続戦力」シリーズとしてリスタート

そんな試行錯誤をなんとなく続けている中、翔泳社の「図解続戦力」シリーズとして、Web技術を書こうという話が2018年に入ってから決まり、再度趣旨や企画を練り直し、ようやく構成が決まって執筆に着手したのが2020年の8月。「WEB+DB」のときにはなかった、HTTP/2やHTML5といった新しい技術のキャッチアップなど、追加作業も多く、相当な時間を注ぎ込んでようやく2021年9月24日に発売となったわけです。

おわりに

ようやく義務感から開放され、次の書籍(Python本)にとりかかるまでの猶予期間を過ごしています。この間にRX-7のメンテなど、積もり積もったタスクを消化していきたいところです。